会長通信 第2号(2021年5月号)
理工学部校友会長 外山 勉
「2年ぶりの武道館開催の卒業式と入学式に参列しました」
会員の皆様、こんにちは。
コロナ禍が収まらず、悶々とした日常が過ぎてしまいまして、初号の通信から6カ月が経過してしまい、私の怠慢をお許し願います。
5月の連休明けの東京は、緊急事態が5月31日まで延長となりました。国内のコロナワクチン接種も各自治体により高齢者の予約から始まりましたが、接種率が世界と比べるとはるかに低い数値であるため、国民の安全と健康を守るべき方策や、東京オリンピック・パラリンピックの開催の有無について議論されているところです。
私個人としては、コロナの蔓延を防ぐ手立てをして、オリパラが開催されて、日大在学生や卒業生である選手たちの活躍を見たいと願っております。
そんな情勢下でありますが、理工学部校友会は、各委員会においてコロナ蔓延防止処置を取りながらそれぞれ活動をしております。
会誌委員会では、桜工103号を予定通り発刊致しまして皆様のもとに届いていると思います。
また、事業委員会では3月13日に未来博士工房の発表会が対面形式ではなくZoom会議形式で開催され、支援している校友会の役員他の参加を得まして好評を博して終わっております。
さて、私は3月25日と4月8日に2年ぶりの武道館での開催となりました令和2年度卒業式と令和3年度の入学式に参列して参りました。卒業式は曇り空でありましたが九段の桜が満開に咲き誇り、理工学研究科卒業生401名、理工学部卒業生2,041名、短期大学部(船橋校舎)卒業生173名の巣立ちを祝福しておりました。
入学式も春のうららかな陽気のなかで、葉桜となった新緑が新入生を優しく迎えているようでありました。両式とも大学旗入場の後に、加藤学長の告辞と田中理事長の式辞によりお祝いの詞が述べられました。コロナ対策のために父兄の参列は認められなかったものの、学生の皆さんには思い出に残る式になったのではないでしょうか。やはり一堂に会して行われる武道館での式典は良いものであると感心いたしました。(式典の様子はネットにて動画配信されております。)
次に令和3年度の事業を審議する総会の開催でありますが、コロナが収まらない状況下のなかでは、まず懇親会の開催は困難であると判断して中止といたしました。総会審議については、運営委員会で開催の手法を論議中であります。
昨年は書面による総会審議であったために、私としては、是非対面で開催したいと考えていましたが、密にならないために人数を限定した会場の選定や 公の総会で万が一コロナの罹患者が出た場合の批判等を勘案しますと、現状での通常開催は難しいと思っております。
いずれにしましても、役員一同で皆様がご納得頂ける総会にしようと協議中ですので、何卒ご理解のうえ宜しくお願い申し上げます。
また、昨年はコロナ禍のため、理工学部創設100周年の記念行事が開催されませんでしたが、ことしの秋には記念式典が挙行される予定と聞いており楽しみにしています。
一日も早く、大学キャンパス内の通常生活が復活し、会員皆様が健康で安全に過ごせますようになることを願いまして2号通信を終わりたいと思います。
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